こんにちは。橋尾渡(@hashio_wataru)です。
今回は、2019年に最新版が更新されたAviUtlを、導入して出力するまでのやり方についてを記事にしていきたいと思います。
AviUtlを使いこなすことができれば、大体の動画編集ソフトを使うことができるのではないでしょうか。
読者のあなたも、これを機会にAviUtlの最新バージョンを導入してみましょう。
もくじ
AviUtlをダウンロードする
まず初めに、AviUtlの公式サイトへアクセスして、AviUtlのファイルを保存していきましょう。
AviUtlの公式サイトを開きましたら、画面を下へスクロールして、「aviutl110.zip」というリンクをクリックしてダウンロードしてください。
AviUtlのリンクをクリックすると、ファイルを保存するウィンドウが開きますので、「ファイルを保存する」を選択してダウンロードしましょう。
拡張編集プラグインをダウンロード
AviUtl本体をダウンロードすることができたら、次は同じページにある「拡張編集プラグイン」をダウンロードしていきます。
画面を下にスクロールすると、「拡張編集プラグイン」という項目がでてきますので、そちらにある「exedit92.zip」をクリックしてダウンロードしましょう。
上記と同様、ファイルを保存しておきます。
必要なファイル諸々
Lanczos 3-lobed
では、AviUtl本体と、拡張プラグインがダウンロードできましたら、次はまるも製作所というサイトを開いてください。
まるも製作所の公式サイトへアクセスしたら、左メニューの中から「Lanczos 3-lobed」を選択しましょう。
Lanczos 3-lobedのリンクをクリックすれば、ダウンロードが始まりますのでファイルの保存をしてください。
L-SMASH Works r940 release1
保存ができたら、次は、RePOPnのサイトへアクセスします。
RePOPnのサイトを開いたら、右上にある「L-SMASH etc」のメニューまでカーソールを動かしましょう。
「L-SMASH etc」のメニューまでカーソールを移動させたら、ドロップダウンメニューがでてくるので、その中にある「L-SMASH Works r940 / mod1」を選択。
L-SMASHのページに移動したら、ダウンロードの項目まで画面を下にスクロールして、ダウンロード項目の中にある「L-SMASH Works r940 release1」をクリックしてファイルを保存しましょう。
x264guiEx
最後に、x264guiExのサイトへアクセスしてください。
グーグルドライブにアップロードされている「x264guiEx」のページの左下に「x264guiEx_2.64v3.zip」というファイルがあるので、右クリックを押してダウンロードボタンをクリックしましょう。
x264guiEx_2.64v3.zipファイルを右クリックすると、この様にメニューが色々出てきますので「ダウンロード」を選択してファイルを保存。
保存するファイルは以上になります。
ファイルを解凍する
では、必要なファイルをダウンロード保存できたと思いますので、これから解凍作業に移りたいと思います。
FireFoxのブラウザで保存された方は、Downloadフォルダに入っていると思いますので、そちらのフォルダを開いてください。
ダウンロードフォルダに5つのファイルがあると思います。
わかりやすいように、デスクトップ画面にファイルを切り取って、移動させてやりましょう。
こんな感じで、デスクトップ画面にファイルを移動させました。
ダウンロードフォルダの中でも大丈夫という方は、そのままダウンロードフォルダで解凍しても大丈夫です。
私は「Lhaplus」という解凍ツールを使って、解凍ファイルを解凍させています。
Lhaplusの解凍ツールをまだ入れていないという方は、上記のリンクへ飛び、Lhaplusをインストールしておいてください。
と、ここで問題が発生してしまいました。
Lhaplusの解凍機能では、「L-SMASH_Works_r940_plugins」を解凍できず、エラーが出てしまいます。
なので、「L-SMASH_Works_r940_plugins」を解凍する場合、CubeICEという解凍ツールを使います。
無料ソフトなので、誰でも簡単にCubeICEをダウンロードすることができます。
右側にある「無料ダウンロード」をクリックしてインストールをしておいてください。
CubeICEをインストールすることによって、無事「L-SMASH_Works_r940_plugins」を解凍することができました。
これで5つのファイル全てを解凍できましたね。
では、次のステップへいってみましょう。
解凍からのAviUtlを導入
それでは、5つのファイルを解凍できましたので、次はAviUtlの中にダウンロードしてきたファイルを詰め込んでいきましょう。
AviUtlフォルダに移動させていく
先程解凍した、AviUtlのフォルダを開いてください。
AviUtlのフォルダを開いたら、次は「exedit92」のフォルダを開きましょう。
「exedit92」フォルダの中にあるすべてのファイルを切り取って、AviUtlのフォルダに移し替えます。
ファイルの移動ができたら次は、「lanczos3-0.5.7」のフォルダを開きましょう。
lanczos3.aufのファイルだけ切り取って、AviUtlのフォルダへ移動させます。
Pluginsのフォルダを作る
そして次に、L-SMASH_WorksのファイルをAviUtlのフォルダの中に入れたいのですが、その前にAviUtlフォルダの中に新規作成で「Plugins」というフォルダを作っておいてください。
上の図の様に、「Plugins」というフォルダを作っておけば準備は完了です。
Pluginsのフォルダを新規作成したら、L-SMASH_Works_r940_pluginsのフォルダを開き、下にある4つのファイルを「Plugins」フォルダへ移動させましょう。
移動させるファイルは以下の4つです。
- lwcolor.auc
- lwdumper.auf
- lwinput.aui
- lwmuxer.auf
以上になります。
以上4つのファイルをAviUtlの「Plugins」フォルダへ移動させました。
x264guiEx_2.64v3でセットアップをする
最後に、1つ残った「x264guiEx_2.64v3」フォルダを開きましょう。
「x264guiEx_2.64v3」フォルダを開いたら、中にある「auo_setup.exe」ファイルをダブルクリックして、セットアップ画面を開いてください。
auo_setup.exeを起動させると、AviUtlのフォルダを指定する画面がでてきますので、右上にある「…」をクリックしましょう。
ファイル選択画面がでたら、「AviUtl110」というフォルダを選択してOKボタンを押して先へ進んでください。
そしてAviUtlのフォルダを選択できたら、「次へ」のボタンをクリックしましょう。
セットアップ画面で、「次に」を押したらインストールが始まります。
インストールが完了したら、画面右下にある「終了」ボタンを押せばウィンドウが閉じます。
以上で、AviUtlの導入作業は終わりになります。
AviUtlフォルダ以外は、既に用済みになりましたので、いらないフォルダは全てゴミ箱へ移しておくことを推奨します。
AviUtlの初期設定を行う
それでは、AviUtlの導入を終えたので、AviUtlの初期設定を行っていきましょう。
まずは、AviUtl110のフォルダを開いてください。
AviUtlのフォルダを開いたら、その中にある「aviutl.exe」を起動させましょう。
AviUtlを起動させると小さいウィンドウが開きます。
AviUtlの上部メニューの中にある「設定」を選択してください。
設定をクリックすると、ドロップダウンメニューが表示され色々とでてきますので、その中にある「拡張編集の設定」をクリック。
拡張編集の設定をクリックすると、編集に一番重要なタイムラインが表示されるようになります。
このタイムラインに、動画ファイルや、画像ファイルを張り付けると編集ができるようになるんですね。
そして次に、「ファイル」から「環境設定」までマウスを移動させて、その中にある「システムの設定」をクリックしましょう。
システムの設定画面が開きましたね。
ここでは、数字やチェック項目を変える作業を少しします。
動画編集の際に、フルHDのサイズ以上の動画ファイルを扱うこともある場合があるかもしれないので、ここは幅と高さを「4000」に設定しておきましょう。
次に、「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」というチェック欄にチェックを入れておきます。
次に、「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」のチェック欄にチェックを入れましょう。
ここまでの数字やチェック項目を変更できたら、OKボタンを押して、AviUtlに反映させるため再起動をしてください。
AviUtlを再起動して、システムの設定を再確認して反映されていたらシステムの設定は終わりになります。
読み込める拡張子を増やす設定
システムの設定が終えたら、次はAviUtlで読み込める拡張子を増やしてあげましょう。
AviUtlのフォルダを開いてください。
AviUtlのフォルダを開いたら、フォルダの真ん中あたりにある「exedit.ini」をダブルクリックしてファイルを開いてみましょう。
exedit.iniファイルを開くと、メモ帳で各種拡張子の文字が表示されてると思います。
今からここに、追加の拡張子テキストをコピーして貼り付けていきます。
.mkv=動画ファイル
.mkv=音声ファイル
.mpg=動画ファイル
.mpg=音声ファイル
.mpeg=動画ファイル
.mpeg=音声ファイル
.wma=動画ファイル
.wma=音声ファイル
.wmv=動画ファイル
.wmv=音声ファイル
.m2ts=動画ファイル
.m2ts=音声ファイル
.ts=動画ファイル
.ts=音声ファイル
.mov=動画ファイル
.mov=音声ファイル
以上のテキストをコピーして、exedit.iniファイルに張り付けましょう。
こんな感じで、テキストをコピーして貼り付けることができたら、左上にある「ファイル」から「上書き保存」を押して更新してください。
これでAviUtlの設定はだいたい終わりです。
他にも設定を変えたいようであれば、自分で色々調べて設定を変更してみてください。
動画を読み込んで出力する方法
では最後に、動画ファイルを読み込んで、その動画ファイルを出力するまでの簡単な流れを説明していきたいと思います。
読み込みたい動画や画像を、タイムラインにドラック&ドロップファイルを読み込んでくれます。
ファイルを読み込む際に、新規プロジェクトの作成という小さいウィンドウが開きますので、ここで画像サイズなどを変更してあげましょう。
- 画像サイズは、「1920×1080」のフルHDサイズがオススメです。
- フレームレートは60FPSにしておきましょう。
読み込むファイルに合わせる場合は、下のチェック欄にチェックを入れておいてください。
画像サイズをフルHDにすると、画面が最大に表示されてしまいます。
なのでファイルを読み込んだら、AviUtlの上部メニューの中から「表示」を選択してみましょう。
表示メニューの中に「拡大表示」というメニューがありますので、そのあと拡大率を調整してみてください。
100%だと画面がデカすぎるので、編集しにくいかもしれません。
なので、50%か25%かにしておきましょう。
編集した動画を出力する
編集する方法については、ここでは割愛します。
まず上部メニューから「ファイル」を選択して、その中にある「プラグイン出力」を選びましょう。
そして、プラグイン出力の中にある「拡張 x264 出力(GUI)Ex」をクリックしてください。
「拡張 x264 出力(GUI)Ex」の画面が開いたら、左下にある「ビデオ圧縮」をクリック。
ビデオ圧縮をクリックして、こんな画面がでてきたら、上部メニューにある「プロファイル」をクリックしてください。
このプロファイルをクリックすると、YOUTUBEやニコニコ動画に合わせたファイル形式に変更することができます。
各動画に合わせて変更ができましたら、「OK」ボタンを押して先へ進みます。
最後に、ファイルの名前を付けて保存すれば、出力が始まります。
出力中は、PCスペックや動画の長さなどによって、エンコードの時間が変わります。
短い動画であれば、すぐにエンコードが終わりますし、長い動画であれば、時間がかかります。
とにかく、100%になるまで待っていればOKですね。
終わりに
以上で、AviUtlを導入してから出力するまでの簡単な手順の説明は終わりです。
AviUtlは、非常に優れた無料の動画編集ソフトですので、動画編集をされる方は、是非パソコンの中に入れておくべきだと思います。
他にもプラグインを追加すれば、使えるようになる機能が増えますので、色んな編集方法ができるようになるでしょう。
それではそろそろ、【最新版】AviUtl110を導入する方法!~設定から出力までの説明~についての記事を終わりたいと思います。ぐっばい!